|
|
|
|
高森寛子
東京都生まれ。婦人雑誌の編集者を経て生活エッセイストに。25年くらい前から、使い手の立場で、日本の伝統的な生活道具の作り手と使い手をつなぐ作業に携わっている。展覧会のプロデュースや参加型イベントを数々試み、また新聞や雑誌に生活工芸品に関する執筆をする。一方この10年ほどは、自ら「スペースたかもり」という小ギャラリーを主宰。ここを拠点に、漆の日常食器を中心にした企画展を、年に数回開催している。
共著に『ほんものの漆器 買い方と使い方』(新潮社)、『漆器の再発見』『伝統的工芸品のグランドデザイン10講』(共に伝統的工芸品産業振興協会)、著書に『美しい日本の道具たち』(晶文社)、『心地いい日本の道具』(亜紀書房)、『漆の器 それぞれ』(バジリコ)などがある。
小川マア
愛知県生まれ。早稲田大学卒業。広告制作会社サン・アドに勤務後、フリーランスのクリエイティヴ・ディレクターとして独立。企業広告のデザインとコピーライティング・CI計画に携わる一方で、コーポレート・プロデュースや広告戦略コンサルティング、イヴェント企画を数多く手がける。漆に惹かれ、産地の漆職人を訪ね歩きその素晴らしさに心打たれる。塗りの工程の一つである下地の美しさに魅せられたことがきっかけで、そのテクスチャーを平面で表現した独自の作品を「下地ワークス」として発表。現在、日本各地のギャラリーで個展を開いている。漆の器に関する経験と見識を活かして、漆への入門者のためのレクチャーやワークショップ等にもファシリテイターとして参加。
|
|
|